ユンハンス社について
ユンハンス社の前身は1861年4月15日にドイツ シュランベルクに設立されました。1903年には3,000人を超える従業員をかかえ、その当時の世界最大のウォッチ・クロック工場となりました。
腕時計の生産は1927年に開始、1950年代のはじめには代表的なバウハウス(合理主義的、機能主義的なデザイン)デザイナーであるスイス人の Max
Bill とコラボしてユンハンス社のために多数のウォッチ、クロックを生産しました。この関係は長きにわたりました。現在もこのシンプルで機能的なデザインは、Max
Bill コレクションとして継承されています。1956年から57年にデザインした壁掛け時計は MoMA(ニューヨーク近代美術館)のコレクションにもなりました。
1980年代後半には世界発の電波時計(table clock)を投入、1990年には電波腕時計を発売しました。1995年には太陽光発電の腕時計を発表、同年には日本のセイコー社とともに、それぞれのタイムゾーンのローカルタイムに自動対応した電波時計を開発しました。
伝統的なデザインをを受け継ぎながら、先進的な技術も取り入れています。クロックのクォーツムーブメントでもJUNGHANS社製のものは数多く存在します。ヨーロッパの街角でユンハンスの時計をショーケースで見かけた時は、ユンハンス社に日本のセイコーやシチズンに似たものをいつも感じます。